2020年頃から、日本国内では世界中の人々がたくさん来日をされるようになりました。どなたでもニュースや新聞で連日のようにインバウンド需要という言葉を聞いたことがあるでしょう。

これは日本が世界的に注目をされる、観光都市になったことを示唆していることばです。1990年代までは年間で50万人程度の外国人観光客しか来ていませんでしたが、今現在は年間で900万人をオーバーしており、アジア一帯だけでなくアメリカやアフリカなどの国々からも、連日大勢のインバウンド客が各都市の空港に降り立っているわけです。

とても喜ばしい現象であり、ホテルや飲食店などでは売り上げも格段にアップをして好景気に沸いています。

神奈川県でのトコジラミ発生

一見すると何も問題はないように思われますが、実はとても深刻な悩みを抱える自治体も存在をしているわけです。東京都の隣りに位置する神奈川県では、ある害虫の発生が高まりを見せており、自治体が県民に注意喚起までだしました。

それはトコジラミと呼ばれる害虫であり、日本ではすでに絶滅をしていたと考えられていました。どうしてトコジラミが再び発見されるようになったのか、理由は先述したインバウンド需要を要因としています。

まずこの害虫が今、活動しているのは韓国・中国・フィリピンなどのアジア諸国であり、その国々から訪れる人たちが持ち込んでいるわけです。このトコジラミが厄介な点は、人間の血液をエサにして猛烈なスピードで繁殖をしている点です。

神奈川県には有名な横浜などの観光地があり、その影響で外国人観光客が行き来をしたり宿泊もしています。一般家庭で増殖をしている件数はまだ少ないのですが、ホテルや旅館からは連日のように専門業者に駆除依頼が殺到をしているのが現状です。

トコジラミへの対応策

もし今、自分の施設で悩まされているという場合は、どうしたらいいのでしょうか。簡単にトコジラミに対応する処置をご紹介します。

この虫は猛烈なスピードで繁殖をするため、1匹見つけたら100匹以上はいることを覚悟しないといけません。つまり、個人でセルフ対応をするのには限界があるため、いち早く専門業者を頼るのが先決です。

気になるのが料金ですが、神奈川県にはたくさんの専門業者がいるため、競合することから比較的お安いお値段で利用をすることもできます。もし家庭でトコジラミを見つけた際は、市販をされている燻煙型の殺虫剤を利用すれば、自宅全体を清潔にすることも可能となっています。